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第三十三話⑨ ※※※(奏輔視点)

Author: 三木猫
last update Petsa ng paglalathala: 2026-05-17 10:08:46

部屋に帰りついて、俺は即パソコンに入っていたデータを漁る。

自分が整理しているデータだ。そんな時間がかかることなく目的のデータは見つかった。

(これさえあれば姫さんとまた会えるっ)

やっぱり誠さんに会いに行って正解だった。

やっとだ。やっと見つけた。姫さんと会える手段を。

あまりの喜びに泣きそうになるが、まだ今は泣く時じゃない。

この方法で会えたとしても、絶対に俺はまたあの男と対峙する事になる。

その時にはもう負ける訳にはいかないんや。絶対に姫さんを守らなあかん。失敗は絶対出来ん。

アイツを、鴇にも佳織さんにも、そして姫さんにも、倒させる訳にはいかない。悪縁は繋げるのではなく断ち切らねばならない。

と言うより、これ以上あの男に俺の大事な人達を狂わされたくない。守る為にも断ち切るのだ。

しかし、問題はその方法だ。

何か、良い手段はないだろうか。

データをもう一度見返す。

………特に、これと言った情報は……うん?そう言えば一つ、解らない記号の羅列が書かれてた紙について語っていた記述があったな。

何年前の記事だったか。スキルや神様に関係あるかと思ってその記事を保
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